カジノを止めよう!オンライン学習会
カジノに反対する大阪連絡会は連休明けの5月8日、午後12時15分から45分までの30分間、18時30分から19時15分までの45分間の2回、「認定」された「大阪IR・カジノ計画」の問題点と情勢学習をオンラインで行いました。
講師は、大阪連絡会の中山直和事務局次長です。
4月14日に岸田首相と国土交通大臣が大阪「IR・カジノ計画」を認定しました。これまで反対運動を続けてきたのに、「認定されてしまった」という多くの声に応えて、「まだまだカジノは止められる」ことを知ってもらうための学習会です。
「審査報告書」と「7つの条件」に大阪カジノの問題が浮き彫り
中山氏は審査委員会報告書や7つの条件について、重大な問題があることを指摘しました。
第1に、大阪カジノ計画には住民合意がないこと。
第2に、入場者数や収益の金額が過大であること。
第3に、人工島である夢洲の土壌汚染・地盤沈下など、大阪府・大阪市の費用負担増大の懸念があること。
第4に、南海トラフ地震や巨大台風など防災面で、多数の観光客を呼び込む場所としてはふさわしくないこと。
第5に、ギャンブル依存症の増加による社会的損失が検証されていないこと。
このように、本来ならば「認定」できるような計画ではありません。また、私たちが反対し、指摘してきた問題点は、どれ一つも解決していないのです。極めて政治的な「認定」の判断であり、国の責任が問われます。また、カジノ用地の賃貸契約の差し止めを求める住民訴訟も起きています。
ずさんな「認定」の中身を知らせ、新たな反対署名を取り組みましょう。大阪にも日本のどこにもカジノはいらない!運動をさらに広げていきましょう。