カジノ誘致の中止・撤回を求めます!

知事・大阪市長へ第2次提出
累計 6万9036人分

署名提出を行う 大阪港湾労働組合協議会 三宅事務局長(中央)
全港湾労働組合関西地本 樋口書記長(左)

 4月11日、カジノ計画の中止・撤回を求め大阪府知事・大阪市長に対する要請署名を24,026人分を提出しました。

 今回の署名には、全国港湾労働組合連合会がまさに全国の港湾労働者から集めた13,591人分が含まれており港湾労働者の怒りと熱い思いを届けました。

 また、反対連絡会からは新婦人・民医連・大生連・大阪労連・自治労連の代表が署名提出を行い、その後対応したIR推進局と若干の協議を行いました。 国が認定の際に大阪府市に「双方向の対話」を尽くすように求めているにもかかわらず、対応した担当者は聞き置くだけの姿勢に終始しました。

全国の港湾労働者が賛同
港でバクチはまかりならん!

大阪港湾労働組合協議会事務局長 三宅 肇さん

 大会でカジノ反対決議を2回あげ、全国の仲間に呼びかけて集まった署名だ。「港でバクチはまかりならん」と怒りの声が込められている。95年の阪神淡路大震災のときに神戸の貨物を大阪で受け入れていたが、その後すぐに神戸に返らなかった。いま万博工事による貨物の滞りで船が「逃げる状況」と業者が心配している。

港がバクチで発展したなんていう話は聞いたことがない、知事・市長が港の声を直接聞いてほしい。

全港湾関西地方本部書記長 樋口 万浩さん

 台風や自然災害で夢洲へのトンネルは浸かり、橋は通れないようになる。早急にIRカジノは中止すべきである。反対署名は引き続き取り組んでいく。大王製紙の事件や闇カジノなどの問題があるが、カジノと風俗はセットになるであろう。私たちが働く場所にバクチ場はいらないし、日本のどこにもいらない。

兵庫を中心に全国から署名
NHKとメディアを考える会

 「NHKとメディアを考える会(兵庫)」が1月に開催した「第59回メディアを考えるつどい」をきっかけに全国各地からカジノ反対・万博中止の署名が続々と寄せられています。つどいでは、ジャーナリストの西谷文和さんが「万博の本当の狙いはカジノ」と題して講演、カジノ問題を考える大阪ネットワークの薮田ゆきえさんが大阪の運動を報告しました。
 「考える会」では、32ページの講演の詳細を掲載した報告集を作成、全国の会員に、署名返信用封筒を同封して送りました。
 1月末より連日署名が届きはじめ、現在約250通となり、カジノ反対署名は1800筆となっています。

国/府・市へ向け署名は引き続き集めます