カジノを認可するな! 署名第4次提出を行いました

中山直和事務局次長のレポート

カジノを認可するな! 署名第4次提出を行いました

 1月18日(水)午後、国に対して「カジノを認可するな!」の第四次署名提出と協議を行いました。
署名は第3次提出(昨年12月13日)以降に結集された1万6,816筆を提出。今回は北海道から沖縄まで全日本港湾労働組合から届いた6千人超を含みます。これで累計14万筆になりました。

カジノを認可するな! 国との協議その1

 協議では、カジノの認可を担当する国土交通省観光庁からは12月に続き佐藤参事官が対応しました。

 維新の馬場代表が昨年末、松井市長からの〝再三再四の要望″で、政府や自民党に働きかけをし、今週中にも「認可が降りる」と発言していました。

 これが事実なら申請者やその代理人からの「接触禁止」を定めたルールに違反することになりますが、「自分は聞いていない」との回答を用意していて言い逃れます。

 佐藤参事官の発言の端々に認可推進の姿勢がありありだと指摘すると否定しつつごまかします。馬場発言の時期はズレたとしても油断禁物だと感じた話合いでした。

カジノを認可するな! 国との協議その2

 今回の国との協議の特徴の一つは、国交省と環境省を同時に呼んだこと、そしてそれに対して、夢洲の土壌問題で並の港湾局職員より詳しい藤永のぶよさんが参加したことでした。

 11月の交渉では、藤永さん提供の夢洲のPCB汚染土壌の資料を国交省に手渡しまして、山下芳生参議院議員の国会質問と合わせて大きな争点になっていました。

 12月の環境省との単独交渉では「いま大阪市に資料提供を求めている」と回答したので、PCB汚染の調査を強く要請したのですが、なんと、今回の回答では1月13日に大阪市から資料を受け取ったと言いながら、大阪市の言い分をおうむ返しに「カジノ用地にはPCB・水銀の汚染はありません」などとトンマな話です。
 事実確認で1月13日の資料はPCB汚染の資料か?と聞くと否との回答です。大阪市の主張はカジノ用地付近の一本のボーリング調査結果だけでPCBは見つからなかったというだけです。港湾局職員は、どこからの土砂をどこに埋立てたのかの履歴・記録はないと説明していました。

 PCBが基準値の28倍ある土壌汚染の証明書が存在し、それをどこに埋めたか不明だというのに、「PCB・水銀の汚染はありません」などと言えるはずがありません。

 これには再度調査を強く要求し、横に座っていた国交省も受け止めました。

PCB・水銀の汚染

カジノを認可するな! 国との協議その3

 今回、国交省に対して16日に提出したカジノ用地の賃貸契約の差し止めを求めた住民監査請求の資料を一式渡しました。
 これまでの国交省との協議では9月28日に「(手続きに)法的な瑕疵があれば、認可した後でも取り消す場合がある」との回答を引き出し、カジノ用地の不動産鑑定にまつわる違法行為の疑いが大きな争点になっていました。

 これに対して佐藤参事官はカジノの法律では申請書に「賃料を明記することを求めていない」などと国会で答弁し、私たちとの交渉では「程度の問題」と繰り返していました。

 今回、「程度の問題」とはどういう意味かと事前質問をしていたのですが、回答はなんのことやら意味不明、結局認可したときの理由付けで「賃料は申請書に書くことを求めていない」から問題ないと言うつもりなんでしょう。
しかしそうは問屋が卸さない!

 監査請求では「賃貸契約の差し止め」を求めていますが、「契約ができなければ、土地の使用権原がなくなり、必ず満たす必要がある要求基準から外れる、認可できるのか?」と質問。

 佐藤参事官は、仮定の話だがと前置きしつつも「認可できない」ことを認めました。異常な不動産鑑定でカジノ業者を優遇した疑惑の追及がカジノを止めることにつながります!